大学生活とロー入試までの勉強

こんばんは。ローの授業の予習が一段落したのと、履修科目を消すか否か悩みすぎて、一旦ブログでも書くか…となっているところです。

 

今日は、私の大学生活の振り返りと、ロー入試までの勉強・生活を思い出しながら書きたいと思います。

 

地方の公立高校から大阪大学に進学して、友達を作ろう!楽しい大学生活送ろう!1人暮らし楽しもう!くらいに思っていました。そもそも大学進学当時、なんとなく法律家への憧れはあったのですが、賢い人しかなれないし勉強も大変だし私にはそんな努力なんてできないと思って就職すると思っていました。そのため大学生活を楽しむことに全力を注いでいました。バドミントンサークルと一応法学部だし法学系のサークルに入っておけばいいか…と思い法学系のサークルに入りました。結局法学系のサークルの人達の人間性に魅かれて、法学系のサークルでがっつり活動することになりました(笑)。バドミントンサークルは週に1回活動がありました。バイトもしていて、1回生の時は塾の講師を、2回生以降はコールセンターで週に3-4日バイトでした。法学系のサークルには法学部感を出すために元々入ったのですが、そのサークルが5つあるサークルのうち最も「ブラック」と言われていることを入った時は知りませんでした(笑)年に1回ある大会の期間は朝から晩まで大学にいて、時には徹夜…みたいな生活でした。もちろん自分で望んで参加していました(笑)3回生の終わりまでこのような生活を送っていて、周りの法曹志望の友人と比較するとそれはそれはびっくりするくらい遊んでいました。

 

授業にはきちんと全部行って、友達の分のレジュメを回収する担当でした。2回生まで授業ではずっと寝ていた(起きていられなかった)ので、テスト前に慌てて勉強して、なんとか単位を取って、という感じでした。将来の進路をどうするか決め切れず、結局法曹志望に完全に決まったのは、友人がインターンの申し込みをし始めた3回生の5月ごろでした。自分が会社員としてどこかの会社で働く姿が想像できず、会社でやりたいことも特になかった一方で、1回生の時に出会った弁護士の方の生き方が素敵で、その生き方への憧れを捨てきれませんでした。バドミントンサークルは2回生で引退していて、法律系のサークルでは3回生で大会に出ることにして大会期間が終わるまでは全然勉強しませんでした。周りと比較して勉強量が足りないことは自覚していたので、3回生からは授業を真面目に受けることにしました。できるだけ寝ないようにして、テストの1か月前から過去問を解いて対策してできるだけSかAを取れるように努力しました。

 

法曹に進むか、就職にするかずっと迷っていて、どちらの選択肢も取れるように一応予備校には2回生の時に入りました(結局授業をきちんと受講したのは法学系のサークルの大会終わり、12月から)。予備校の授業を限界まで溜め込んでいたので3回生の12月からは1日予備校の授業を15コマ聞いて(2倍速)なんとかロー入試に間に合わせないといけない!!という気持ちでいました(笑)。大学の授業は3回生の前期でほとんど取り終わっていたので、後期は2コマくらいだったと思います。

 

予備校の受講は3回生が終わる春休みの3月くらいでなんとか全部終わらせました。全く予備試験に受かることも考えていなかったし、予備試験へのモチベーションもありませんでしたが、友人が受けるというので受けることにしました。そんなわけで4回生になった4月から短答試験の過去問を解き始めました。今考えたら舐めすぎてますね、私。2020年の1月にコロナウイルスが中国・武漢で発生したというニュースを大変そうだなあと思って眺めていたのですが、世界中に蔓延して外出もままならない状況になりました。大学にも当然行けなかったし、予備試験の短答試験も延期になりました。そんなわけで、私は4か月短答試験の勉強期間を得ました。

 

大学生活を楽しむことに精一杯力を費やしていた私は、ロー入試に受かるわけなくない?え?大丈夫?大丈夫じゃなさそうだな、まずいと気づきました。

 

まずどこのロースクールを受験すればいいんだ?どうやってロースクールを選んだらいいのか?という疑問が初めて生まれました。幸運なことに、法学系のサークルの先輩にはたくさん弁護士の先輩がいたのでその方々に相談して滑り止めとして早稲田大学を受験することにしました。4回生の4月からは短答試験の過去問を解きつつ、早稲田大学の過去問を2007年くらいまで全科目解きました。勉強時間は1日12時間くらい、比率としては半々くらいだったと思います。早稲田大学の過去問は論点がはっきりしていたので自分の学習の理解度を確かめるのに最適でした。過去問を解いて、解答の書き方・方向性が合っているのか確かめるために2学年上の京大ローの先輩に添削をお願いしていました。

 

4月、5月の間は過去問を見ても何を書けばいいのかさっぱりわからず困惑していました。問題にあたっては予備校のテキストや基本書で疑問点を調べて、それでもわからないことは友人・先輩に質問していました。6月の中旬頃に大体答案を書けるようになってきました。なんやかんやで8月の早稲田大学の入試を終えて、国立の受験をどうするかということを考えました。過去問の解答を添削してくれていた先輩がいることや、その他の先輩から京大の受験を勧められたので、京大を志望校にすることにしました。

 

早稲田大学の入試が終わってから、友人が阪大の過去問の自主ゼミに誘ってくれました。そのため、阪大の過去問自主ゼミに週1で参加して3時間程度議論しました。8月に受験が終わり3日くらい遊びました。その後、阪大と京大の過去問をインターネット上にあがっている分は全部解くことにしました。

 

阪大の過去問は内容は有名な判例をベースにして作られている様子で、論点は典型論点を問われていると感じました。1時間半で2科目解答しなければならないというのが阪大の特徴だったので、短い時間の中で解答を書ききれるように時間を測り解答を書き上げるようにしていました。京大の過去問は問題を一度見てどの判例がベースになっているのか、さっぱりわかりませんでした(私の勉強不足なだけかもしれません)。試験時間は3時間で2科目、阪大の倍もあるのでゆっくり考えて解答を書くことを意識しました。問題文に問われていることは明記してあるので、結論がそれから絶対に外れないようにして、似ている判例との相違点・類似点を意識して規範を立てていました。9月以降の勉強時間は1日10時間くらいだと思います。予備試験の短答試験には落ちていたので、ロースクール入試の過去問と規範を覚えることに時間を費やしていました。京大の過去問への解答は何を書いたらいいのかまるでわからないことがざらにあったので、先輩に書いた答案を全部送り付けて添削してもらっていました。今考えたら忙しいロー生の貴重な時間を奪っていたなあ、と反省しています、、(笑)。電話で1-2時間まとめて質問したり、不安なことを話したりして疑問を解決していました。

 

私の大学生活とロー入試までの勉強・生活はこんな感じです。勉強をずっとすることへの苦痛はそこまでなかったのですが、とにかく運動をしていないことへのストレスがものすごかったので、毎日1時間くらいは走って筋トレしていました。各入試の2週間くらい前からは精神的にそんな余裕がなかったのでずっと机に向かっていましたが。振り返るととてもじゃないけど模範的な法曹志望の学生とはいえないと思います。私と同じように進路に迷った末にロー進学を決めた人には希望を与えられるかもしれません。受験生のみなさんの参考になれば幸いです。

 

次は何を書こうかな。では。

ブログ始めてしまいました。

はじめまして、ブログを始めてみました。今日、京都大学法科大学院の入学式に行ってきました!気づいたら大学院生になっていました。これから2年間、勉強を頑張ろうと思います。

 

ブログを始めるつもりなんてさらさらなかったのですが、京大ローの先輩でブログをされている方がとても多い印象で、私自身、入試の時には色々と情報を得られました。自分のブログに書く情報や意見で何かしら後輩や、ロー入試を考えている方に有益な情報を残せたらいいな、と。もちろん単なる趣味などもつらつらと書きます。

 

今日はとりあえずロー入試の結果とかを書いておくことにします。

早稲田大学法科大学院(既修)→合格・半額免除(地域優先枠/関西)

大阪大学法科大学院(既修)→合格

京都大学法科大学院(既修)→合格

勉強法や学部時代の成績はいつか書こうと思います。

 

では。